あらゆる信長をまとめた『信長名鑑』出版
「信長公記(しんちょうこうき)」から萌え系ゲームまで-。史実とされる書物や、漫画・アニメ・ゲームなどのフィクション作品に登場する、戦国武将の織田信長をまとめた『信長名鑑(しんちょうめいかん)』(姫川榴弾、太田出版)が14日、発売されました。
同書に掲載されるのは585作品、703人の信長と、信長をモチーフにしたキャラクター。教科書などでおなじみの肖像画「紙本著色織田信長像」(1583年)をトップバッターに据え「数多くの信長創作物の先頭に立つ原点」と評価したり、タイムスリップをテーマにした石井あゆみさんの漫画「信長協奏曲(コンツェルト)」(小学館、2009年)のストーリーに触れたりと、さまざまな信長を紹介しています。
同書では、史実に基づく人物像とスマートフォン向けゲームで“萌キャラ化”した信長、漫画に端役で登場しただけの信長、オンラインゲームでセクシー女優が扮した信長などが並べられており、SNSでも「カオスすぎる」などと話題になりました。信長マニアにはたまらない(?)充実ぶりだが、著者の姫川氏は同書で「まだまだ調査は継続中」としています。
狂気の評論本『信長名鑑』
歴史上の人物というよりも、キャラクターとしての織田信長のイメージに迫った書籍で、ありとあらゆる織田信長を分析しています。これまでの膨大な信長登場作品の目録としても活用可能な、究極の一冊です。
書籍概要
書籍名:『信長名鑑』
定価:本体1,800円+税
I S B N :978-4778316686
発売日:2019年11月14日
著者:姫川榴弾
出版社: 太田出版
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