【歴史上の偉人スマホシリーズ】光秀から写楽まで、スマホ画面で描く歴史

もしも明智光秀や土方歳三、紫式部がスマートフォンを持っていたら――。NHKの「○○のスマホ」シリーズは、歴史上の人物たちの暮らしや出来事を、スマートフォンの画面から描くSF時代劇です。

メッセージや検索、SNSの投稿を通して見えてくるのは、歴史の教科書で名前を知っている人物たちの、作品ならではの姿。この記事では作品群を「歴史上の偉人スマホシリーズ」と呼び、『光秀のスマホ』から『写楽のスマホ』までを紹介します。

歴史上の偉人スマホシリーズとは?

スマートフォンを手にした歴史上の人物たちが、現代のサービスを使いながら、それぞれの時代を生きるドラマです。画面に届くメッセージやニュースを追ううちに、人との関係や時代の変化が見えてきます。

実際の歴史をそのまま再現した記録ではなく、「もしも」を楽しむフィクションです。よく知られた出来事がスマホの画面でどう表現されるのかにも注目してみましょう。

作品一覧|光秀から写楽まで

放送年作品中心人物と出演者
2020年光秀のスマホ明智光秀:山田孝之
2021年土方のスマホ土方歳三:窪田正孝
2022年義経のスマホ源義経:声・川栄李奈
2023年信長のスマホ織田信長:声・島﨑信長/身体・佐藤信長
2023年秀吉のスマホ羽柴秀吉:和田正人
2023年家康と三成のスマホ徳川家康:安田顕/石田三成:柄本時生
2024年紫式部のスマホ紫式部:詩羽
2025年写楽のスマホ写楽:水川かたまり

年は各作品の初放送年です。出演者には声や身体の演技を含み、顔が映る出演に限りません。総集編は、上の各作品とは分けて紹介します。

光秀・土方・義経のスマホ

光秀のスマホ

シリーズの出発点となる『光秀のスマホ』。山田孝之さんが明智光秀を演じます。検索やSNSを使いながら戦国時代を生きる光秀は、信長や秀吉との関係の中で、やがて本能寺の変へ向かいます。

同じ明智光秀を描いた大河ドラマを知りたい方は、『麒麟がくる』の記事もご覧ください。人物像を別の作品と見比べる楽しみがあります。

土方のスマホ

窪田正孝さんが演じる土方歳三を中心に、新選組の時代をたどる『土方のスマホ』。仲間たちとのやり取りや時代の動きが、スマホを通して描かれます。幕末の出来事を、土方の身近な視点から楽しめる作品です。

義経のスマホ

『義経のスマホ』では、川栄李奈さんが源義経の声を担当します。戦いの行方や周囲とのやり取りを、義経のスマホから追っていきます。スマホに表れる人物同士の距離にも注目です。

信長・秀吉・家康と三成のスマホ

2023年には、信長、秀吉、家康と三成を題材にした3作品が放送されました。同じ戦国の時代を、中心人物を変えながら楽しめます。

信長のスマホ

織田信長の声を島﨑信長さん、身体を佐藤信長さんが担当する『信長のスマホ』。島﨑信長さんと佐藤信長さんによる配役と、画面を通して見える信長の人物像に注目したい一作です。

秀吉のスマホ

『秀吉のスマホ』の主人公は、和田正人さんが演じる羽柴秀吉。天下を目指す秀吉の姿を、スマホの使い方とともに追えます。

家康と三成のスマホ

安田顕さんが徳川家康を、柄本時生さんが石田三成を演じます。二人の立場を比べながら、関ヶ原へ向かう時代をスマホ越しにたどる作品です。

3作品をまとめた『天下人のスマホ』

『天下人のスマホ』は、『信長のスマホ』『秀吉のスマホ』『家康と三成のスマホ』をまとめた総集編で、新たな場面も加えられています。各作品と区別して、戦国三部作をまとめて振り返りたいときの候補になります。

紫式部と写楽のスマホ

紫式部のスマホ

『紫式部のスマホ』では、詩羽さんが紫式部を演じます。武将だけでなく、物語を書く人物へと視点が広がる一作。平安時代の京都を舞台に、香子と呼ばれる少女の物語をスマホの画面から楽しめます。

写楽のスマホ

『写楽のスマホ』で写楽を演じるのは、水川かたまりさん。浮世絵師・東洲斎写楽をめぐる物語を、スマホを手にした人物の視点から楽しめます。写楽の正体には諸説があり、ドラマの描写は作品の設定として受け止めましょう。

どこから見る?

まず制作された順に楽しみたいなら『光秀のスマホ』から。新選組に関心があれば『土方のスマホ』、戦国の人物を続けて見たいなら『信長のスマホ』から2023年の3作品をたどるのもよいでしょう。

番組によって放送・配信の予定や視聴条件は変わります。見たい作品が決まったら、NHKの番組案内やNHKオンデマンドで作品名を検索し、現在の提供状況を確かめてください。

まとめ|スマホから歴史上の人物を見てみる

この記事で紹介した「歴史上の偉人スマホシリーズ」は、なじみのあるスマホの画面から歴史上の人物を楽しめる作品群です。気になる人物から入り、同じ時代を描いた別のドラマと見比べると、それぞれの表現の違いも楽しめます。