【前橋藩主 松平大和守家顕彰祭】前橋城跡で出会う火縄銃演武と武家の文化

前橋城跡で響く火縄銃の音、家宝を伝える復元刀、そして藩の「国替え」に通じる時代劇映画。群馬県前橋市の「前橋藩主 松平大和守家顕彰祭」は、江戸時代に前橋を治めた松平大和守家の歩みを、さまざまな催しから知る行事です。

2026年の第5回は11月15日(日)に開催。群馬会館での展示や呈茶、前橋城跡にあたる楽歩堂前橋公園での演武が予定されています。

前橋藩主 松平大和守家顕彰祭とは

前橋藩主を務めた松平大和守家の功績をたたえ、前橋の歴史と文化に触れる催しです。展示や映画、演武などを通じ、時代劇の背景にある大名家の暮らしや武具に目を向けられます。

2026年・第5回の開催概要

項目内容
開催日2026年11月15日(日)
主な会場群馬会館、楽歩堂前橋公園(前橋城跡)
テーマ戦なき世に磨かれた、武と文化
参加費無料。呈茶は1席600円
主催前橋市、松平大和守家顕彰祭実行委員会

荒天などにより中止や縮小となる場合は、当日午前9時までに前橋市のホームページで案内されます。出かける前に前橋市の開催案内をご確認ください。

前橋城跡で火縄銃演武を見る

「“前橋藩”火縄銃鉄砲隊演武」は、楽歩堂前橋公園のみどりの散策エリアで14:00〜15:20に行われる予定です。松平大和守家に仕えた川越藩の鉄砲隊の技術を伝える保存会が、前橋城跡で演武を披露します。前橋華龍太鼓と上州猛禽会の鷹匠も出演予定です。

城があった場所で、武家の時代に思いを寄せながら見られる催しです。

復元刀と甲冑、槍の鞘を展示

群馬会館1階広間では、9:00〜15:00に松平大和守家にゆかりのある品々を特別展示します。

展示品見どころ
名刀「式部正宗」(復元)松平大和守家の家宝として受け継がれた刀を復元したもの
松平大和守斉典(なりつね)の甲冑前橋市指定重要文化財。8代斉典の命で作られたとされる甲冑
御手杵の槍鞘(復元)槍「御手杵」にゆかりのある鞘の復元品

式部正宗の原刀は東京大空襲で焼失しました。展示される刀と槍の鞘は復元品で、甲冑は前橋市指定重要文化財です。

映画『引っ越し大名!』特別上映

群馬会館2階ホールでは、星野源さん主演の時代劇映画『引っ越し大名!』を9:30〜11:40に上映予定です。開場は9:00。大名家が領地を移る「国替え」を題材にした作品で、松平大和守家の歴史に触れる入口にもなります。

観覧は無料ですが、事前申込が必要です。2026年の上映申込は11月6日に締め切られています。

映画そのものをもっと知りたい方は、『引っ越し大名!』の作品紹介もご覧ください。

お茶を楽しむ呈茶

幕末に前橋藩を再興した松平直克(なおかつ)公をたたえる供茶式に続き、来場者向けの呈茶が行われます。会場は群馬会館1階広間、時間は11:45〜13:45。30分単位の時間指定制です。

1席600円で菓子付き、支払いは当日現金です。先着50名の事前申込制で、主催者は直前まで申込みを受け付けると案内しています。空き状況と申込方法は前橋市の案内でご確認ください。供茶式への参加は関係者のみです。

会場への行き方

群馬会館へは、JR前橋駅・新前橋駅または上毛電鉄中央前橋駅からバスで「県庁前」下車、徒歩約2分。楽歩堂前橋公園へは、JR前橋駅からバスで「前橋公園」下車、徒歩約3分です。群馬会館と公園の間は徒歩5〜10分ほどです。

車の場合は、楽歩堂前橋公園駐車場、前橋市役所駐車場などを利用できます。駐車台数には限りがあり、群馬会館の駐車場は一般車両が利用できません。詳細は主催者の開催案内をご覧ください。

まとめ|前橋の歴史と武家文化に触れる一日

復元刀や甲冑をじっくり眺め、前橋城跡で演武を見る。松平大和守家顕彰祭では、前橋に残る大名家の歴史を、展示と催しの両方から楽しめます。開催内容や申込方法は年によって異なるため、訪れる年の案内を確かめてお出かけください。